【アウトプット苦手な人必見】本を読みながらアウトプットもできる方法とは?

読書のコツ・効果的な読書術

こんにちは、ニンジャです!
今回は、読書をしながらアウトプットするには?というテーマで記事を書いていきたいと思います。

読書は知識や経験をインプットするもので、別の方法でアウトプットしなくてはいけない。
そのような認識が一般的のように思いますが、本当にそうでしょうか?

もちろん、本からは様々な知識・経験を学ぶことができます。
しかし、読書をインプットの手段だけで終わらせるにはもったいないです。

読書は、自分の意見を考えたり、書いてあることに反対してみたりと、アウトプットの訓練をするのにとてもよい手段だと思います。

とはいえ、いきなり「読書でアウトプットしろ!!」と言われても…という感じだと思うので、僕が実際にやっている簡単な方法をご紹介していこうと思います!

この記事を参考に、ぜひ著者との対話という新たな楽しみ方を、読書に見いだして欲しいです!

読書をしながらアウトプットする方法は?

1.心の中であいづちを打つ

「読書は、ひとりでするもの」と思っていませんか?
読書には、「読んでいる自分」と「本の著者」という2人の登場人物がいます。

読んでいる本の著者が実際に目の前で話しているかのように、リアクションをすることで、一方的に情報を流し込む読書から、双方向の対話が生まれる読書になります。

一方的に本からの情報を受け取るだけでなく、著者との対話を意識することで、読書をインプットだけで終わらせることなく、アウトプットにまで昇華させることができます。

心の中であいづちといわれても、どんなことをすればいいの?」と疑問に感じたと思いますので、その点を少し深堀したいと思います。

心の中であいづちといっても、そんなに大した事ではありません。
本に書いてあることに、「その通り!」と思ったら「うんうん」と頷き、「納得できない!」と思ったら、「ん?本当?」と首をかしげます

本当に些細なことですが、これを意識することで著者の意見を鵜吞みにするのではなく、賛成?反対?という自分の意見を持って接することができます。

これまでただただ情報を受け取っていた読書を、自分の考えを持って著者の意見にジャッジを下すような能動的な読書に変えることができます!

賛成のときはうなずき、反対の時は首をかしげる。
これは僕もいつも心の中でやっている方法で、慣れてくると無意識にできるようになるくらい簡単なのでおすすめです!

そして、これが難なくできるようになると、ここからもっと深めることもできます。
その方法とは….(↓2番を見てね)

2.「なんでだろう」と唱える

「1.心の中であいづちを打つ」では、著者の意見に納得したなら「うんうん」とうなずき納得できないなら「ん?本当?」と首をかしげる、という方法を紹介しました。

これを発展させると、もっと深いアウトプットにつなげることができます。

うなずいたり、首をかしげたりしたタイミングで、「なんでだろう」とつぶやいてください!

実際にはつぶやかなくてもいいのですが、「なんで自分は頷いた/首を傾げたんだろう?」と考えてみて下さい。

すると、自分が納得できた理由や、どうにも納得できないポイントが分かってきます。
自分が「なぜ納得した/しなかったのか?」「納得できた/できなかったポイントはどこにあるのか?」を考えることで、より自分の意見を深めることができます。

さらにいうと、良い本の場合は続きを読めば、一般的に言われている反論が出てきたり、なぜそういえるのかのデータが出てくることが多いです。

自分がこの主張をどう思って、それはなぜなのかが明らかになっている状態で、論拠や反論を読むとスムーズに頭に入ってきます

例えば、「テレビを見ると、偏差値が上がるのでむやみにテレビを禁止すべきではない」という主張があったとしましょう。

納得した人は、「うんうん」とうなずき、納得した理由(「自分もテレビを禁止されてた時期があったけど、全然偏差値が変わらなかったもんな~」)を思い浮かべます。

反対に納得できないという人は、「ん?本当に?」と首をかしげて、納得できない理由(「テレビを見ている時間を勉強に当てれば、偏差値は普通上がるのでは?」)を考えます。

そうすると、次のページにはこの主張の論拠が述べられます。

「アメリカで行われた実験によると、幼少期にテレビを見ていた子供達は、小学校に入学した後の学力テストの偏差値が0.02に高かったことが明らかになった。なお、他の活動の選択肢(スポーツとか絵画とか)が多い経済的に豊かな家庭ではテレビが持つプラスの因果効果は極めて小さくなってしまうという研究もある。」

特に賛成も反対もしてなければ、「ふーん、そうなんだ」で終わっているところですが、
賛成か反対かを明確にして、理由まで考えられていると違います。

賛成派だと「そうそう、テレビも意外と勉強になることをやっているし、幼少期に限っては勉強の意欲も沸くよね」となったり、反対派だと「やっぱりテレビ以外の活動の選択肢が少ない場合だから、テレビを見る以外に何ができるかが肝心なんだ」と思うことができます。

こういう風に、最初の主張に対する自分の意見を明確にすれば、数珠つなぎ的に自分の意見を考えられるようになります!

3.ツッコミをいれる

さいごに紹介するのは、納得できない点に振り切ったやり方です。
基本的には、1と2をやるのが良いと思いますし、僕もベースは1と2を心がけながら読書をしています。

しかし、1と2の方法ではどうしても「納得」が多くなりがちです。
権威ある著者がデータや自らの経験を引き合いに出して、主張をしている場合が多いため、たいていの場合「なるほど。そうなんだ!」と納得してしまいます。。

そのため、あえて「納得できない!」を見つけようというのが、ツッコミを入れるという方法。

やり方はそこまで複雑なものではなく、バラエティー番組の司会者になったつもりで、本を読みながら疑問を投げかけたり、「でもそれは○○なんじゃない?」と否定してみたりします。

すると、その疑問を解消するためのデータや実験がすんなり頭に入ってきますし、そのデータが無い場合は、著者の主張に反論するという形でアウトプットすることができます。

本の著者がゲストとして主張を述べて、自分は司会者としてその説にツッコミを入れながら進行していくというようなイメージです。

そうすることで、著者の主張を嚙み砕いて自分のものにできるうえに、疑問や反論などを考えてアウトプットするきっかけに。

ぜひ自分の冠番組を持ったつもりで、読書をしてみてください!

さいごに

今回は、読書をしながらアウトプットするには?というテーマで記事を書いてみました。
読書はインプットとしてもすごく有効ですが、アウトプットの練習にもなります!
ちょっとした心がけなので、ぜひ試してみてください!

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