こんにちは、ニンジャです!
今回は、あなたの状態に合わせたおすすめの本を紹介する”処本箋”シリーズとして、「気楽に笑いたい」という方に向けたおすすめのエッセイを紹介します!
僕も疲れた時や元気がない時は、テレビ番組を見るような感じで、よくエッセイを読みます。
テレビ番組でも、ラジオでも、YouTubeでもない絶妙な魅力があるエッセイ。
ぜひこの機会にエッセイの沼へハマっていただけると嬉しいです!
では、さっそくおすすめのエッセイたちを紹介します、、!
気楽に笑えるおすすめエッセイ
1.『もものかんづめ』さくらももこ
まず、おすすめしたいのが『ちびまる子』の作者としても知られる、さくらももこさんのエッセイ『もものかんづめ』。
さくらももこさんは、めちゃくちゃいっぱいのエッセイを出されているのですが、これが記念すべき第1作目です。
30年以上前に出版された本なんですが、いまだ人気は衰えず、本屋さんにも置かれています!
さくらももこさんのエッセイの魅力は、「おバカな日常」です。
さくらももこさんの日常は、まるで『ちびまる子』のように面白く、笑えます。
また、そんな面白い日常を一緒に過ごしたように感じるリアリティある文章なので、本当に面白くて笑えます。
さくらももこさんと喫茶店に行って、最近あった面白い話をケラケラ笑いながら聴いてる、という気分を味わいたい方。おすすめです、、!
2.『僕の人生には事件が起きない』岩井勇気
続いておすすめなのが、岩井勇気『僕の人生には事件が起きない』です。
テレビでもお馴染み、お笑いコンビ・ハライチの岩井勇気さんが出された初のエッセイです。
お笑い芸人や芸能人が出した本と聞くと、「どうせファンだけが喜ぶファンブックでしょ」と思う方もおられるでしょう。
僕もそのように思うタイプなので、その気持ちは分かりますが、残念ながら今回ばかりは違います。
『僕の人生には事件が起きない』は、ハライチを知らない方、ふだんお笑いを見ない方でも十分に楽しめるエッセイだと思います。
『僕の人生には事件が起きない』の魅力は、「私の人生も悪くないかも、、」と前向きになれるところです!
このエッセイは、お笑い芸人なのに面白い事件が起きないという白状から始まります。
そして読み進めていくと、たしかにびっくりするような事件は一つもありません。
棚を組み立てる話、一人暮らしの家の庭の話、通販の段ボールを片付ける話などなど、みなさんも経験されたことがあるような日常の話です。
ただそんなごくありふれた日常の一コマが、岩井勇気にかかると、めちゃくちゃ笑えるおもしろ話へと変換されます。
ニヤニヤ笑いながら読み終えた頃には、「こんなありふれた日常に思えることも、捉え方次第ではこんなに面白くなるんだなぁ」と少し前向きな気分になれる不思議なエッセイです!
3.『バッタを倒しにアフリカへ』前野ウルド浩太郎
最後におすすめするエッセイは、ちょっと変わり種で、正式にはエッセイというジャンルには入らないかもしれません。
ただ、前野ウルド浩太郎さんがバッタを倒しにアフリカに行く冒険のお話で、語り口調も全く堅苦しくなく、すごく笑える話なのでランクインさせました!
この本は、昆虫学者の前野ウルド浩太郎さんが、サバクトビバッタというバッタを倒しにアフリカへ行くお話。
僕もこの本を読むまで知らなかったのですが、実はバッタ被害というのは「蝗害(こうがい)」と呼ばれる災害で、バッタに農作物を食い荒らされて飢餓を引き起こすという大問題になっています。
そんな問題を解決すべく向かったのですが、そんな大問題を忘れてしまうほど、前野ウルド浩太郎さんは変人で、この本は面白いです。
まず、前野ウルド浩太郎さんは、幼い頃から「バッタに食べられたい」という謎の夢を持っています。
現に、この本の表紙は大量のバッタを浴びている前野さんという、非常にシュールでよく分からない写真になっています。
蝗害やバッタのこと、大学院や研究者の内情、アフリカでの生活などなど、いろいろなことが学べると共に笑える、という作品になっています。
昆虫に興味がなくても、新書を読んだことなくても、おすすめです、、!
さいごに
今回は、あなたの状態に合わせたおすすめの本を紹介する”処本箋”シリーズとして、「気楽に笑いたい」という方に向けたおすすめのエッセイを紹介しました!
ぜひこれをきっかけに、エッセイの世界に入っていただけると嬉しいです!
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