美術館・博物館はもっと稼げないのか?【お金に困らない単価UPの提言】

分かりやすく簡単に解説シリーズ

こんにちは、ニンジャです!
本日は美術館・博物館はもっと稼げないのか?をテーマに、素人ながら単価UPのための提言をしたいと思います。

みなさん、東京国立博物館の予算が足りない!というニュースをご存知でしょうか?

東京国立博物館の館長である藤原誠さんが、「文藝春秋」に寄稿したことで話題になりました。

こちらがその記事:「国宝を守る予算が足りない!

この記事によると、燃料費が高騰しているにもかかわらず、燃料のための予算は上がっていないので、実質予算の目減りだ!という話。

たしかに、燃料費が高騰してるのは自明なことなので、それに対する予算はあげるべきでは?と思うのですが、その一方で、もっと美術館・博物館って出来ることあるよな?と思いました。

そこで、毎月美術館や博物館に訪れている僕が、消費者目線で感じた稼げるポイントについてまとめてみたいと思います!

美術館・博物館が稼ぐコツ5選

美術館・博物館がもっと稼ぐコツとして、すぐにできそうなものを5つピックアップしました。

1.チケット代を上げる

まず、カンタンにできることとしてはチケット代を上げることだと思います。

さきほど紹介した記事にもあるように、東京国立博物館をはじめとした主要な美術館・博物館は、かなり集客力はある方だと思います。

昨秋開催した特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」には35万人を超える観覧者があり、大盛況だった。

「国宝を守る予算が足りない!」文藝春秋

僕がよく行くのは東京の美術館・博物館ですが、だいたいどの時期、どの企画展に行ってもチケットは売り切れているように思います。(特に土日祝は。)

そのため、少なくとも東京国立博物館のような都会にある有名な博物館・美術館は、お客さんが来なくて困っているというわけではありません。

ましてや、東京国立博物館の特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」は、チケットが高値で転売されるほどの人気でした。

このようなことからも、少なくとも土日祝や人気の展覧会に関しては、もっと値上げをしても問題ないと思います。

チケット完売というと聞こえはいいですが、転売をされてしまう状況は、完全に価格設定をミスってるとしかいいようがありません。

もっと慎重な価格設定を心がけることが、単価UP、売り上げUPに繋がるのではないでしょうか??

2.チケットの種類を増やす

2つ目に出来ることは、チケットの種類を増やすこと。鑑賞のスタイルを増やす、と言っても良いかもしれません。

今は、チケットは1種類だけで、普通に展覧物を見て廻るというものだけです。違いとしては、年齢による価格の違いだけ。

しかし、この鑑賞スタイルが果たしてベストなものでしょうか?もっと、他の鑑賞スタイルを好む人もいるのでは??

例えば、僕はもっと入場者数を減らして鑑賞したいです。

人気の展覧会になると、館内は人でごった返していて、その空間にいるだけで疲れてしまいます。

また、自分のペースで作品を鑑賞することも出来ないし、一つの作品をいろんな角度からじっくり楽しむこともやりにくいです。

僕みたいな人のために、ゆったり鑑賞期間というのを作って、入場者数を半分にする代わりに、チケット代は2.5倍にします!みたいなことをしてもいいのかなと思います。

これはあくまで一例なので、解説員を配置したり、ツアーとして回れたり、鑑賞方法にバリエーションをつけて、その付加価値分の価格を取るということは考えてもいいのかなと思っています。

3.音声ガイドをチケットと一緒に買えるようにする

これは見出しのとおりです。

美術館・博物館に行く方は共感してもらえると思うのですが、音声ガイドは変なタイミングで売られることが多いです。

一般的なパターンは、チケットを渡して入った後に売られてるパターン。

もうチケットは購入済みで、これから展覧会に入るぞ!というタイミングで売ってきます。

僕の場合、コインロッカーに荷物を預けてから鑑賞するので、このとき財布はロッカーの中にあります。めんどくさくて、取りに行くなんてことはしません。

普通に考えて、支払いをするタイミングであるチケット購入時に音声ガイドも購入させてくれればいいのです!

最近は、チケットもオンラインで購入できるので、そこでも音声ガイドを買えるようにすればいいと思います。

別に受け渡しは今と同じで良いのですが、わざわざその場で、しかも現金のみで買わせる理由は無いと思ってます。

4.音声ガイドの内容を変えて!

またまた、音声ガイドについてなんですが、音声ガイドは内容が乏しいことが多いです。

音声ガイドは、作品の説明をしてくれるのですが、そこにあるすべての作品の説明をしてくれるわけではありません。

ピックアップした10〜20作品くらいのみ、解説が用意されています。

もちろんすべてとは言わないですが、もっと解説を充実させても良いのでは?と思います。

解説する作品数を増やすこともそうですが、この展覧会の意図や経緯、この時代の背景知識、作家に対する前提知識など、色々と聞きたい情報はあります。

いま音声ガイドは、有名な声優や俳優が声を担当することが多いのですが、正直そんなことにお金をかける必要はないです。

声なんて誰でもよくて(むしろ学芸員さんがプロ目線で話してくれた方がいい)、ガイドなんだから重要なのは内容です。

今の音声ガイドもあっていいとは思いますが、もっと内容を充実させたバージョンを作ると、僕みたいな人は購入してくれるので買ってくれる人は増えると思います。

5.活動を発信する

5つ目は、活動を発信すること。

美術館・博物館は、あまり発信をしている印象がありません。(もしかしたら、僕が知らないだけかもですが。)

美術館・博物館によく行く僕でも、「美術館・博物館にはどんな職業の人が関わっているの?」「学芸員ってなに?」「展覧会ってどんな感じで準備してるの?」などなど、よく分からないことがいっぱいあります。

これらのよく分からないことは、知りたくて興味があることです。

僕みたいに美術館・博物館に行きはじめたけど、内情がよく分からないという人は多くいると思います。

こんな人に向けて活動を発信するYouTubeチャンネルを作ったり、noteやブログを書いたりしてもいいと思います。

それ自体が収益を生むだけでなく、その美術館・博物館の集客にもつながるので、一石二鳥です。

美術館・博物館には、多くのプロが働いていると思います。

その人たちが、普段どんな仕事をしているかを発信するだけで、十分価値あるものだと思います。

さいごに

本日は、美術館・博物館はもっと稼げないのか?をテーマに、素人ながら単価UPのための提言をしてみました!

美術館・博物館はどうやればもっと稼げるか、この機会にみなさんも考えてみると面白いかなと思います!

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