こんにちは、ニンジャです!
今回は、本屋大賞がもっと良くなる改善案を勝手に考えてみたので、勝手に発表してみたいと思います!
本日(2022年4月6日)、本屋大賞が発表されました!毎年盛り上がっている賞で、普段小説を読まない方にも楽しみにされているように感じます。
本屋大賞は、「売り場からベストセラーをつくる!」というスローガンのもと創設され、書店員さんの投票で大賞が決まるのが特徴的な賞です。注目度の高いすばらしい賞ですが、少し残念に感じている点があるので、3つの改善案を考えてみました!
みなさんに共感していただけるか、それとも、全然的外れと感じられるのか…?
本屋大賞がもっと良くなる3つの改善案
1.3作品に絞るべき!
まず、ひとつ目の改善案は「大賞候補作品を3つに絞るべき!」です。
みなさん、本屋大賞のノミネート作品10つをすべて読みましたか?
僕は、読んでいません。。というか、大賞発表前に10作品すべてを読んだこともありませんし、読み切ろうと思ったこともありません。。
もちろん、ノミネート作品が発表されてから2か月以上あるので、10作品すべて読むことも可能ではあります。しかし、10作品は多くて読む気がしない、、という方も多いと思います。
本屋大賞は、TwitterなどのSNSでも順位予想が盛り上がっています。
やはり何かしらの賞レースとなれば、「○○が絶対1位だ!」とか「○○は大賞じゃないと思う」とか色々あーだこーだ言いたいもの。
それがこういった賞の楽しみでもありますし、そういった予想の声が大きいほどその賞が盛り上がっている証拠でもあると思います。
しかし、ノミネート作品が10作品もあると大半の人がすべてを読んでいない状態なので、いまいち順位予想が盛り上がりません。
これが3作品にまで絞り込まれていたら、もっと順位予想が盛り上がり、大賞発表が待ち望まれるようになると思うのです。
僕が考えた大賞発表プランはこうです。
まず、現状どおりノミネート作品10個を発表します。それから、一定の間隔を開けながら徐々に10位から発表していきます。
例えば、4月6日に大賞発表だとしたら、ノミネート作品10個を発表してから3月6日までの間で徐々に10位、9位、8位と発表していくのです。そして、3月6日に4位を発表します。
そうすると、2つのいいことがあります。
ひとつは、発表1ヶ月前には3作品に絞られていること。
1ヶ月で3作品もなかなか厳しいのでもっと前倒ししたいですが、2か月半弱で10作品よりはましになっています。また、3作品と10作品では心理的な負担も違うと思うので、「よし!3作品ならチャレンジしよう!」という気になる人も出てくるのでは?と思います。
そしてもうひとつのいいことは、ノミネート作品を発表した後も話題性を持たせることができることです。現状ノミネート作品を発表してからの2か月半の間、特に話題がありません。
ですが、ノミネート作品発表後に数回小さく発表する場を設けることで、話題性を持たせ続けることができます。
このように、ノミネート作品を発表後、さらに3作品に絞ったほうがいいと思うのですが、みなさんはどう思いますか?
2.大賞作品をもっと目立たせて!
本屋大賞はノミネートした10作品の印象は強いのですが、反対に大賞を取った作品の印象は弱いイメージがあります。
例えば、芥川賞・直木賞は候補作品のイメージが弱いですよね?昨年の芥川賞・直木賞の候補作品と言われて、ぱっと思い浮かぶ人は少ないと思います。
しかし反対に、芥川賞・直木賞を受賞した作品の印象は強いです。本屋でも候補作品は積極的に売り出していないですが、受賞作品はここぞとばかりに目立たせてあります。
本屋大賞はノミネート作品をすべてを平等に目立たせるばかりに、大賞作品の存在感が他の賞よりも薄くなっていると思います。
ノミネート作品も含めて目立つことはいいことでもあるのですが、本屋大賞という賞自体を薄めてしまうというデメリットもあると思っています。
先ほど例に出した芥川賞・直木賞は、「この賞がこの作品/作家を一躍有名にした」という印象が強くつく作品です。「芥川賞作家/直木賞作家」という言葉もあるぐらいです。
しかし、「本屋大賞作家」という言葉は聞いたことがありません。
もちろん芥川賞・直木賞とは異なる部分も多いですが、「本屋大賞といえば、この作品」「この作品といえば、本屋大賞を受賞した」という印象が薄いことを示しているようにも思えます。
本屋大賞は多数のベストセラーを生み出しているはずなのですが、いまいち賞としての格が上がっていないように感じるのは僕だけでしょうか…??
もっと大賞作品を特別扱いして、ノミネート作品との差をつけたほうがいいように思います。
3.日曜18時に発表すべき!
2022年4月6日に本屋大賞が発表されたわけですが、木曜日の15時からの発表をリアルタイムで見ることが出来る人はいるのでしょうか?
多くの人が、仕事なり学校なりで忙しい曜日&時間帯では??
せっかくYouTubeで配信しているのですから、日曜日の18時〜のようなみんなが見やすい時間帯にすればいいのに、と思います。
内容も正直あんまり見たくなるような感じではないのですが(見どころは作家さんの受賞の挨拶ぐらい?)、まずは時間帯と曜日を変えてから、内容については考えていけばいいと思います。
さいごに
今回は、本屋大賞がもっと良くなる改善案を勝手に考えてみたので、発表してみました。
みなさんは共感できるものがありましたでしょうか?もし無ければ、僕の感覚はかなり的外れだということですね…。。
本屋大賞は僕も毎年楽しみにしている賞!今年はまだ大賞作品『同志少女よ、敵を撃て』を読めていないので、これから読んでみようと思います!
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