就活で本当に役立ったおすすめの本11選【テクニックに溺れない必読書】

就活で役立ったおすすめの本11選【テクニックに溺れないための必読書】おすすめのビジネス書/実用書

こんにちは、ニンジャです!
今回は、就活で役立ったおすすめの本11選を紹介します。

僕が3年前に就活をしたときに、実際に役に立った本をまとめています。
就活の時だけしか通用しないテクニック本ではなく、キャリアを考える上で社会人になってから読んでも役に立つような本を集めました!

  • 就活をしなきゃだけど、具体的に何をすれば良いかわからない!
  • 自己分析、業界研究のやり方がわからない!
  • テクニック本に書いてあるようなことではなく、本質的なことが知りたい!

という悩みを持っている方は、多いのではないでしょうか?

就職活動とは、これから40年以上続くであろうキャリア選択の第一歩目

そんな大切なキャリアの第一歩目を歩み出す上で、どんなことを考えてどういう風に歩んでいけばいいかを学ぶことは重要です!ぜひこの機会に、良質な書籍から学んでみてはいかがでしょうか?

1.自己分析におすすめの本」「2.業界研究におすすめの本」「3.ESにおすすめの本」「4.仕事やキャリアの全体像を理解できるおすすめの本」の4つに分けているので、興味のあるところだけでもぜひ参考にしてみてください!

就活で役立ったおすすめの本11選

1.自己分析におすすめの本

①『メモの魔力』

まずは、いまや自己分析の定番となっている『メモの魔力』です!

この本は、ちょうど僕が就活をしていた2020年に話題になった本で、今も売れ続けています。

著者である前田裕二さんは、SHOWROOM株式会社代表取締役社長で、最近はテレビのコメンテーターとしても活躍されていますね。

そんな前田 裕二さんですが、就活生の時に死ぬほど自己分析をやったとのこと。
その経験をもとに、自己分析の目的や具体的なやり方を説明してくれています。

実際に前田裕二さんが書いていた自己分析ノートを見せながら、解説してくれていてとても分かりやすいのが特徴。

自己分析は、やり方がいまいち分からないので、就活の時でもやらずに飛ばしてしまいがちな部分。
僕もこの本に出会うまでは、自己分析なんてしてもしなくても一緒!と思っていました。

しかしこの本の言うとおり、「自分の人生の軸・コンパスを手に入れる」ことは、これからのキャリア(=生き方)を決める上で、とても重要なことだと気づきました。

さらに、この本の最後には、自己分析に必要な1000問が付いています!

具体的なやり方と質問まで用意してくれているので、すぐに自分でも始めることができます。

正直僕自身も1000問全ては答えていませんが、100問答えるだけでもすごく就職活動に役に立ちました。

自己分析の必要性と効果的なやり方具体的な質問まで付いているので、「とりあえず何か1冊!」というのならこの本で十分な自己分析が出来ると思います!

②『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう』

こちらも、自己分析をするのに定番の本。
僕も就活生の時に、この本を使って自己分析しました。

先ほど紹介した『メモの魔力』は、質問に答えていく中で自分を見つけていく定性的な方法でした。

それに対して、この『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう』という本は、webで受けられる試験が付いています。

その付属の試験を受けることで、自分の強み得意なことがわかるという本になっています!

『メモの魔力』で定性的に自分を見つめる+簡単なテストで定量的に自分の得意を見つける、という方法が最もバランスのとれた自己分析のやり方だと思います。

実際に僕も、定性的(自分で質問に答える系)『メモの魔力』定量的(webでテストする系)『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう』。という使い分けをしていました!

ちなみに、本にテストのURLが付属されているので、中古で買うとwebテストが受けられなくなります!テストを受けたい方は、新品を買いましょう!

③『宇宙兄弟とFFS理論が教えてくれる あなたを引き出す自己分析』

自己分析パートの最後に紹介するのは、『宇宙兄弟とFFS理論が教えてくれる あなたを引き出す自己分析』です。

こちらも、定量的なテストで自己分析をする本となっています。

先ほど紹介した『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう』とは、少し異なるテストなのですが、個人の強みや得意なことを見つけてくれるという点では、似たようなテストを受けることができます。

この本の最大の特徴は、宇宙兄弟とコラボしていること!
自分に似た宇宙兄弟のキャラが分かるので、宇宙兄弟を読んでいる人にとっては、説明も分かりやすく具体的にイメージが付きやすいのでおすすめ!

僕も宇宙兄弟の漫画を読んでいるので、今年この本を買ってテストを受けてみたのですが、キャラクターを知っている分、イメージが湧きやすくてよかったです。

こういったテストの結果はなじみの無い言葉が使われていたりと、「具体的にどういうこと?」となりがちなので、具体的なイメージが付きやすいというのは魅力的だと思います。

こちらも、新品を買わないとテストを受けられないと思うのでご注意を。

2.業界研究におすすめの本

①『転職の思考法』

まず業界の全体像を知るのにおすすめなのが、 『転職の思考法』 。

こちらの著書である北野唯我さんは、現在大手人材ポータルサイトを運営するワンキャリアの取締役に就かれている方です。人材領域のプロで、他にも多数の著書を出版されています。

この本では、「どういう目線で業界や企業を選べば良いのか」や「給料とは何によって決まるのか」など、業界や企業を選ぶ上での、見るべきポイントや必要な知識を網羅的に得られる本になっています。

この本では、キャリアを歩む上で必要な「自分の市場価値を考えること」を教えてくれて、その市場価値を高めるにはどうするべきかのヒントも得ることができます。

この考え方・視点を持ってはじめて、業界を研究することが出来ると思うので、業界を選んだり業界について具体的に調べる前に、ぜひ読んでいただきたい1冊です!

僕も就活生の時にこの本に出会い、業界や企業の選び方を知ることができて本当に良かったと思っています。

会社の中で出世をしていくという発想ではなく、労働市場を見つめて自分の市場価値を高めるという発想は、間違いなく実際に働き始めてからも必要になる思考法です。

ちなみにテーマは転職ですが、就活にも役立つことがほとんどなので気にしないでください!

自分の市場価値をなるべく高めながらキャリアをより良いものにするための、業界の選び方についても勉強することがでるのでおすすめです!

↓漫画も発売されています

②「会社四季報」業界地図

具体的に業界について知りたい!というときは、やっぱり『業界地図』がおすすめ。

様々な業界のことが網羅されているので、業界について調べるときの辞書としてはとても優秀です。
僕は『業界地図』は自分では持ってなくて、大学の図書館やキャリアセンターにあるのを読んでいました。

あくまで辞書的な使い方になるので、もしそこまで使わないのなら必要なときに大学で読めばいいかな~とも思います。

ひとつひとつの業界の説明は、『業界地図』を読むのが一番手っ取り早いかなと思うので、個別の業界について知りたいときにはおすすめです!

③『JobPicks 未来が描ける仕事図鑑』

JobPicks 未来が描ける仕事図鑑』は、経済メディアのNewsPicksから出ている雑誌です。

僕が就活生の頃は無かったのですが、最近「jobPicks」という様々な業界の様々な職種の方の体験談が見られるというサービスが始まりました。

NewsPicksの有料会員のみ見ることができる「jobPicks」を書籍化したものが、『JobPicks 未来が描ける仕事図鑑』になります。

営業や企画、マーケティングなど、職種ごとに様々な業界の人の経験談を見ることができるので、業界研究だけでなく職種についても知りたいという方におすすめ!

「実際に毎日どんな仕事をするのか?」は、業界よりも職種で決まる部分も大きいので、職種の方を優先的に知ることをおすすめします!

業界研究に役立つ本は?

3.ESにおすすめの本

①『20歳の自分に受けさせたい文章講義』

20歳の自分に受けさせたい文章講義』は、ESのような文章を書くのにおすすめの本。

著者は古賀史健さんというプロのライターで、あの有名な『嫌われる勇気』のライターを務めたことでも知られています。

そんな古賀さんが、20歳の自分に向けて書いた文章のコツがこの本です。

20歳の自分に向けて書いているので、難しい話や専門的な話はなく、すぐにでも役に立つ内容になっています。

文章を書くうえでの具体的なコツはもちろんのこと、文章を書くというのはどういう作業なのか?という点まで分かりやすく解説してくれています!

僕も就活生の時に読んでESを書く参考にしましたし、最近もまた読み返しました。
最近読み返した理由は、リモートワークで文章を書く機会が超多いからです!

みなさんも就職先がリモートワークを導入していると、どうしてもチャットでのやりとりが多くなります。

チャットでのやりとりは基本的に文章で考えていることを伝えなくてはいけないので、ESを書く以上に文章力が問われます…!

ESを書く参考になるのはもちろんですが、入社してからも武器になる文章力を身につけられる本だと思います。

②『「接続詞」の技術』

2つ目に紹介するのは、『「接続詞」の技術』という本。

こちらは文章力を上げるコツというよりは、接続詞の上手な使い方を学ぶことが出来る本です。

「接続詞とESを書く文章力、何の関係があるの?」
と思われた方もいるかもしれませんが、これがとても関係しています。

接続詞というのは、文と文をつなぐもの。
つまり、文章全体の論理展開を担うすごく重要な役割を果たしています。

例えば、「したがって」という接続詞を使うには、前の文が根拠になって、「したがって」に続く文が結論になっていないといけません。

根拠と結論の関係になっているところ以外で「したがって」を使うと、違和感を感じるでしょう。

この違和感を感じる、というのがポイントです!

接続詞をあまり使わずに文章を書くと、なかなか論理のズレに気づかないのですが、接続詞を使うとすぐに違和感を感じることができます。

ESでは「学生時代に頑張ったこと」や「チャレンジした経験」などが問われますが、その内容だけでは無く、論理的な文章が書けているかという点もチェックされます。

自分の文章が論理的な文章になっているか、論理的に破綻している点が無いか不安な方には、ぜひおすすめの1冊です。

4.仕事やキャリアの全体像を理解できるおすすめの本

さいごに、「仕事ってどんな感じ?」という、仕事やキャリアの全体像が見えてくる本を紹介します。

仕事を選ぶ就活生の段階で、仕事にはどんな能力が求められているかを知ることで、本当にビジネスの現場で必要なことをアピールできるようになります!

①『苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」 』

この本は、特に長期的なキャリアを考える上でおすすめの本です。

著者である森岡毅さんは、超有名マーケターであり、現株式会社刀のCEOでもあります。

名前を聞いたことがない人も、「USJをV字回復させたマーケター」と言えば、ピンとくる人もいるのではないでしょうか?

この本はそんな超有名マーケターであり、数々の著書も書かれている森岡毅さんが、就活生である自分の娘さんに向けて書いていた文章を書籍化した本です。

まさに就活生のために書かれた本です!

内容はキャリアの考え方からご自身の仕事の経験、自分の強みを見つける簡単な方法など、多岐にわたって勉強になる内容が満載。

特徴が強みに変わる文脈を探せ」「キャリアにおいてほとんどが正解数少ない不正解を避ければ良い」など、具体的なアドバイスもたくさん書かれている本です。
しかも、ご自身の娘さんに向けて書かれた文章なので、愛情もひしひしと感じられます!

長期的なキャリアについて考えられる本なので、大事なキャリアの第1歩目を踏み出そうとしている全就活生に読んでほしい1冊です!

②『採用基準』

次におすすめするのは、『採用基準』という本です 。

いかにも就活用の本という感じですが、就活のテクニックが書かれているような本ではありません。

内容はマッキンゼーの採用担当を務めていた著者が、本当に求められている能力について述べたものになります。

この本で最もページを割いて説明されているのが、リーダーシップについてです。

リーダーシップというのは様々な業界で求められる能力だけど、多くの日本人に足りない能力であると著者は述べています。

リーダーシップと聞くと、部活のキャプテンやサークルの代表というリーダー的な役割を思い浮かべるかもしれませんが、それは違います。

リーダーシップは役割ではなく状態のことなのですが、詳しく知りたくなった方はぜひこの 『採用基準』を読んでみてください。

僕もこの本を読んで、リーダーシップについての理解がガラッと変わって、自分もリーダーシップを発揮出来るようにならなくては!と思えるようになりました。

ESでリーダーシップを発揮した経験を書かされたり、グループワークでリーダーシップを発揮する必要があったりと、リーダーシップを求められる場面は就活の場でも多くあります。

これを機にリーダーシップとは何かを正確に理解して、リーダーシップを身につけていくのが、就活にとっても今後のキャリアにとっても、とても良いことだと思います。

③『コンサル一年目が学ぶこと』

仕事の基礎を学ぶうえで最もおすすめの本は、 『コンサル一年目が学ぶこと』 です。

どの業界でも活躍している人が多いコンサル出身者は、社会人1年目の時にどんなことを学び、どんな能力を身につけたのか、という内容。

どの業界にも共通して必要なビジネススキルを、学ぶことができます。

この本が特におすすめなのは内定者の人や、入社1年目の人なのですが、就活生の段階で読んでおくとかなりのアドバンテージだと思います。

採用担当者は実際のビジネスを経験しているビジネスパーソンなので、採用した後ビジネスシーンでどのように活躍するだろうかという視点でも就活生をみているはず。

多くの学生は実際に会社で働いたことのないビジネス未経験者なので、ビジネスで求められる考え方や話し方、資料の作成方法を少し知っているだけで有利になる場面も多いと思います。

万が一就活ではそこまで役に立たなくても、入社してからは必ず役に立つ内容なので、ぜひ1冊は手元に置いておくことをおすすめします!

まとめ

今回は、就活/転職活動に役立つおすすめの本11選を紹介しました。

僕も2019年に就活をしたばかりなので、就活の大変さやつらさはよくわかります。

「自分に向いてる仕事とかわからないし、特に大学生活で何かを成し遂げたわけでもない。。」
という感じで、なんとなくインターンに応募したり、名前を知っている企業にESを出したりしていました。

この本たちは、僕自身をそんな苦しみ、迷走から解き放ってくれました

この記事をきっかけにこれらの本を読んで、みなさんの就活の苦しみが少しでも和らいでくれたら、本当にうれしいです!

「はじめてニンジャ」では、読書をするときに役に立つ記事を発信しています。
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