読書年間100冊を目指すメリットとデメリット【経験談!】

読書のコツ・効果的な読書術

こんにちは、ニンジャです!
今回は、読書年間100冊を目指した経験談として、僕が感じたメリットデメリットやってみて良かった手順やコツをご紹介します。

あらかじめ誤解が無いように言っておきますが、僕は年間100冊に失敗しております。。
結果としては、年間100冊には遠く及ばず、年間66冊という結果でした。。。

読書量の記録
1月だけ張り切っている様子がわかりますね。(使用しているアプリ「ビブリア」)

失敗したからこそ学べた、年間100冊を目指してよかったことや悪かったこと、こうしたらもっとうまくいったんじゃないかという点について紹介していこうと思います!

「これから年間100冊を目指したい!」
「いま年間100冊にチャレンジ中です!」

という方には、参考になる部分もあると思います!

では、まずは読書年間100冊を目指すことのメリットを見ていきましょう!

読書年間100冊を目標にするメリットは?

読書年間100冊という目標は達成できませんでしたが、100冊を目指す過程で気づいたメリットもあるので、紹介していきます。

読書年間100冊のメリット

  1. 読書量が増えた。
  2. 継続して本を読む習慣が付いた。
  3. 達成感があった。

1.読書量が増える。

100冊には届かなかったものの、読んだ本の数は増えました!

これまで年間30~40冊程度しか読めていなかったのが、年間66冊になったため約2倍程度に増えています。

これまでは冊数の目標を持ったことは一度も無かったので、ただ気が向くままに読書をしていただけでした。

しかし、年間100冊の本を読むと決めると普段から「次は何を読もうか?」「何か面白そうな話題作は無いか?」など、意識的に次に読む本を探すようになります。

こうやって、日常的に読書への意識が強くなることで、結果的にこれまでよりも読書量はかなり増えると思います。

2.継続して本を読む習慣が付いた。

僕はこれまで、気分によって本を読んだり読まなかったりしていなので、いっぱい読む月とまったく読まない月の差が激しいタイプでした。

読書は好きではあるけれど、一度読まない生活に入ると次に読み出すまでに結構時間がかかるタイプだったのです。

しかし、年間100冊の本を読むぞ!と決めて、そのために読書をするようになってからは、基本的に365日いつでも何かしらの本を読んでいる状態になりました!

もちろん、気分が乗らなくて1冊も読み終わらなかった月はありましたが、その翌月にはちゃんと何冊か読み終われるように。

その結果、読書がより日常的なものになり、読書が習慣となって結果的に読書量も増えたという感じです!

3.達成感がある。

達成していない僕が言うのもなんですが、もし年間100冊を達成したらものすごい達成感だと思います。

なぜなら、年間30冊ぐらいの僕が年間66冊読めたということだけで、すごく達成感を感じたからです。

年間100冊読もう!と思うような人は、「もっと読書量を増やしたい」「読書の習慣をつけたい」と思っている方ではないでしょうか?

僕もそう思って始めたので、結果的に100冊には届かなかったけれど、狙い通り読書量も増えて習慣にもなったので、チャレンジしてみてよかったな~と思います!

年間100冊をちゃんと達成できるか不安な方も多いと思いますが、達成できてもできなくても、ちゃんと達成感があるというのは大きなメリット。

みなさんも失敗を恐れずに、チャレンジしてみてください!

年間100冊を目指すデメリット・注意点

もちろんメリットもたくさんありますが、デメリットや注意しておきたい点もあります。

読書年間100冊のデメリット

  1. 読みやすさ・分厚さで選んでしまう。
  2. 最初から最後まで読むことにこだわってしまう。
  3. 目的もなく本を読んでしまう。

1.読みやすさ・分厚さで選んでしまう。

3~4日に1冊というペースで読まなければいけないので、すぐ読める薄い本や、読みやすいビジネス書などを選んでしまいがちです。

僕もついつい、ページの少ない小説や簡単に読めるビジネス書などを選んでしまっていました。

もちろん、比較的読みやすい小説やビジネス書を読むことはまったく悪いことでは無いのですが、本当は読みたい分厚い本や難しい本を読まなくなってしまうのは問題。。

年間100冊という目標にとらわれすぎて、読書が数をこなす作業のようになっては元も子もありません。

ここはなんとか自制心を働かして、読み終わるのに時間がかかりそうでも、本当に読みたい本を選んだほうがいいと思います!

2.最初から最後まで読むことにこだわってしまう

年間100冊という目標を立てたからには、1冊をカウントする基準を作る必要があります。
本を1冊読んだといえるのはどういう状況かを決めなければいけません。

僕を含めて大多数の人が、本を最初から最後まで読んだとき、1冊読んだというカウントをすることでしょう。

そこで、この「最初から最後まで読むことにこだわってしまう」という弊害が生まれます。

以下の記事で詳しく説明していますが、ビジネス書や新書など、勉強を目的として本を読む場合決して最初から最後まで読む必要はないはずです。

小説と同じ読み方してませんか?ビジネス書・新書は、最初から最後まで読なくていいです!

例えば、僕は卒論を書いている期間に年間100冊に挑戦していたのですが、卒論を書くために読んだ本はほとんどカウントされていません。

なぜなら、具体的な目的(「読書の効果について知りたい」など)があれば、目的に当てはまる部分だけ読めばいいからです。

そのため、みなさんが年間100冊を挑戦中に「本当は1章分だけ読めばいいけど、1冊にカウントしたいし全部読むか、、」となる可能性があります。

全部読んでもまったく無駄、ということはないですが、なにか目的があるなら遠回りになってしまいます。

年間100冊に挑戦していても、全部読まない勇気を持つことは必要だと思います。

3.目的もなく本を読んでしまう。

読書とは本来、何か知りたいことが先にあってから行なう行為です。
ただ、年間100冊という目標を立ててしまうと、読書をするということが目的になってしまいます。そのため、特に学びたいことがあるわけでもないがとりあえず読む、という状態が続くので、本から得る学びが少なくなってしまいます。

個人的には、これは結構なデメリットだと思っています。学びを得るために読書をしているはずなのに、その学びが半減しているという状況だからです。

小説しか読まないよ!という人は大丈夫だと思いますが、ビジネス書や新書、学術書など勉強系の本も読む!という人は、どれだけ読む数が増えても「この本から学びたいこと」を明確にして、読書をするようにしてください!

読書年間100冊を達成するための手順

続いては、年間100冊を達成するために考えた手順を紹介します!
上手くいったところとも失敗したところもあるので、是非参考にしてください。

100冊達成のための手順

  1. 目標は小さくする
  1. 毎日本を開く
  2. 自分の読書欲を刺激し続ける

1.目標は小さくする

読書年間100冊という目標は、漠然としていてイメージが湧かないので、目標を小さくしました。

年間100冊読むには、月間8~9冊です。
月間8~9冊読むには、3~4日に1冊は読まなくてはいけないということです。
こういう風に目標を小さくしていくと、どれくらいのペースで読まなくてはいけないのか、今のペースは遅れているか、などが分かりやすくなります。

この目標を小さくするという方法は、個人的には成功だったと思っています。
ただ、すぐにこのペースがどれだけ厳しいのか思い知らされることになりました。

2.毎日本を開く

これも方法としては間違っていなかったと思います。
どれだけ疲れていて、やる気が無いときでも、必ず本を開くようにはしていました。結果的に開いただけ、という日も多かったですが、継続的に読書をするという習慣が付きました。

3.自分の読書欲を刺激し続ける

これは、読みたい本を探し続けるということです。後ほど、「挫折した原因」でも書きますが、読みたい本が月8~9冊もないという問題が発生します。

そのため、本屋さんに行ったり、毎週土曜日だけ新聞を買って書評を読んだりして、読みたい本を見つけ続ける必要があります。

なぜ読書年間100冊を挫折したのか?

こんないっちょ前に手順を考えて、やる気満々(最初だけ)で臨んだのになぜ挫折したのか、主な原因をご紹介します。

挫折した原因

  1. 読みたい本が見つからない。
  2. 本当に読みたい本が読めない。
  3. 読書が義務みたいになって楽しくなくなった。

1.読みたい本が見つからない。

先ほども書いたように、月8~9冊も読みたい本が見つからないという問題です。
本屋さんに行ったり新聞の書評を読んだりと、色々と情報収集したものの継続的に月8~9冊も見つかりません。

必然的にあまり読みたいと思わない本を読むことになり、モチベーションが保てず、挫折しました。

2.本当に読みたい本が読めない。

これは、「1.読みたい本が見つからない。」で書いた、あまり読みたくない本を読んでしまうということや、薄い本や読みやすい本ばかりを選んでしまうということです。

読みたい本があっても、割と分厚くて読むのに時間がかかりそうだなと思うと、その本を書くのを躊躇してしまいます。
結果的に、読みたい本が読めないという状態になって、挫折しました。

3.読書が義務みたいになって楽しくなくなった。

目標を立てることで、モチベーションが上がり、継続的に読書が出来るようになったことも事実です。ただ、途中から学校にやらされる宿題みたいな感覚になって、逆にモチベーションが下がってきて、挫折しました。

おわりに

今回は、読書年間100冊を目指した経験談として、僕が感じたメリットデメリットやってみて良かった手順やコツをご紹介しました。

100冊を達成してもしなくても、読書量を増やしたり、読書を習慣づけたりすることには繋がると思いますので、ぜひチャレンジしてみてください!

「はじめてニンジャ」では、読書をする人を応援するために様々な記事をお届けしています。
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2021年2月より、読書のコツをテーマにしたブログ「はじめてニンジャ」を開始。
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