こんにちは、ニンジャです!
今回は、読書をするときに線を引くべきか?というテーマです。
効果的な線の引き方、線を引いた本の活用法なども紹介していきます!
読書のやり方は人それぞれで、読んでいる最中にする行動も様々。
「どこに線を引いたらいいか、わからない…」
「線を引いた後、活用する方法が分からない…」
など、線を引くという行動ひとつ取っても、分からないこと・不安なことが多いと思います。
そこで、僕が様々な方法を試した経験から、「読書中に線を引くべきかどうか」「効果的な線の引き方」「線を引いた本の活用法」などを、解説したいと思います。
線の引き方のコツを身に着けることで、本の内容をしっかり定着させることができ、他人にも説得力がある説明ができるようになります!
読書をするときに線を引くべき?
結論から言うと、勉強系の本の場合、線を引いたほうが良いです。
勉強系の本とは、ビジネス書・実用書などの小説ではない、何かを学習することを目的として読む本です。
つまり、小説では線を引かなくていいと思うけれど、実用書では引いたほうが良い、ということ。
では、なぜ小説は引かなくてよいのに実用書は引くべきなのでしょうか?
それは、復習をする際に、効率よく読み返すことができるからです!
ちなみに「復習なんてしないよ」という方は、線を引く必要はないと思います。
ただ実用書を読む場合は、復習として読み返すという行為がすごく重要になってきます!
復習として本を読み返す方法をまとめた記事も書いているので、ぜひそちらを参考に復習する習慣をつけてください!
少し話がそれてしまいましたが、線を引くのは未来にこの本を復習している自分に向けて、「ここが重要!」と伝えるのが目的。
1度しか読まないなら、線を見返すタイミングもないので引く必要もありません。
未来の復習している自分が効率よく復習することができるための方法として、線を引くという行為があるのです。
「復習のために線を引くと便利!ってのは分かったけど、具体的にどんな感じで線を引けばいいの?」と思われた方も多いはず。
そこで、復習するときに分かりやすい線の引き方があるので、その方法を3つ紹介します!
本に線を引く効果的な方法とは?
1.具体的な部分にしか線は引かない
まず原則として、専門用語や人物名など、具体的な部分にしか線を引かないようにするのがおすすめ!
理由は、実用書では専門用語・人物名などの、具体的な単語を覚えておく必要性が高いからです。
例えば、次の文章はどちらが説得力があるでしょうか?
何かの調査で、「睡眠不足の人は死亡率が高くなる」と分かったので、早く寝たほうが良い。
サンディエゴ大学の調査で、「睡眠不足の人は、6年後の死亡率が1.3倍高い」と分かったので、早く寝たほうが良い。
おそらく、下の文章のほうが「早く寝ないと!」という気持ちにさせられたのではないでしょうか?
それは、下の文章が大学名・数字などを示して具体的に説明していたので、説得力が増したためです。
読書をした後は、抽象的な内容(どんな感じのことが書いていたか)は覚えていても、具体的な部分はすぐに忘れてしまいます。
数日経って人に説明しようとしても、人物名を思い出せなかったり、具体的な数字を忘れてしまったりした、という覚えがある方も多いはず!
自分の理解を深めるためにも、他の人に説得力がある説明ができるようになるためにも、大学名・人物名・数字・専門用語などは積極的に覚えるのがおすすめです。
「あの本に書いてあったのって、何現象だったっけ?」と忘れてしまっても、線を引いておけばその部分を見つけやすくなります!
読書した後、「だいたいどういうことが書いてあったか」は分かるのですが、肝心な専門用語・人物名は忘れちゃう、という方も多いはず。
その忘れてしまった部分を簡単に見返せるように、線を引くというイメージです。

2.線を引く箇所は最小限に!
線を引く箇所は、できるだけ少なくしましょう。
理由は、線を引きすぎると、後で見返したときにどこが重要か分かりにくくなるためです。
「テスト勉強をするときにマーカーを引きすぎて、教科書がマーカーだらけに…」みたいな経験ありませんでしたか?
すべての専門用語・人物名などに線を引いてしまうと、線が多すぎて、結局見返すべきポイントを絞り込めなくなってしまいます。
迷ったら線は引かない!ぐらいの心意気で、なるべく線を引きすぎないように心がけてください!
3.読むスピードを落とさないように
読書中に線を引くのはよいのですが、なるべく読書のスピードを落とさないようにしましょう。
「読書中に線を引かないほうがいい!」という意見の理由に、「読むスピードが遅くなり、読書の全体感・流れが把握しにくくなる」というものがあります。
たしかに、この意見は一理あるな、と思います。
あまりに読むスピードが遅くなってしまうと、細部ばかりに目がいってしまい、「この本は何が伝えたいか」という全体が見えにくくなってしまいます。
そのため、できるだけ読むスピードはいつも通りにするのがおすすめ!
きれいに線を引く必要はないので、「適当に丸するだけ」「該当箇所をカギかっこでまとめる」など、自分に合った方法でOK!
大切なのは、後から見返して分かるように印をつけること、です!
ここまで「線を引くべき理由」「線の引き方のコツ」をみてきました。
さいごに、「線を引いた本を、どう活用すればいいのか?」という部分をまとめて、終わりにしたいと思います!
線を引いた本の活用法は?
「線を引いたけど、一度読んだらそのまま放置…」では、意味ないです!
なぜなら、線は読み返す時に役立つものだから、です。
なので、線を引いた本の活用法は、適切な頻度・回数で読み返すこと!です。
読み返すと言っても、一度目のように丁寧に読み込むわけではありません。
あくまで、全体のながれ・この本の主張みたいなものは理解できていると思います。
そのため、線を引いた箇所である、専門用語・人物名を中心に思い出す、という作業をしましょう!
復習のために本を読み返すコツについて、紹介している記事もあるので、迷われた方はぜひ参考にしてみてください!
さいごに
今回は、読書をするときに線を引くべきか?というテーマで、記事を書かせていただきました。
この記事を参考に、「線を引く→復習」というサイクルを回して、より読んだ本を自分のものにしていただけると嬉しいです!
また、「線を引くのがめんどくさい!」という方は、簡単な読書ノートを書くのもおすすめ。
個人的には「線を引くだけでノートにまとめない」よりも、「線を引かなくてもノートにまとめる」のほうが良い気がしています。
もちろん両方やるのが一番ですが、読書ノートを書いていない!という方は、読書ノートから初めてみるのはいかがでしょうか?
よければ、僕の読書ノートの書き方をまとめた記事も参考にしてみてください!
「はじめてニンジャ」では、読書をする人を応援するために様々な記事をお届けしています。
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